神奈川県酒匂川水系K川上流部
『スーパー・ヤマメ』釣行


日時:2010年10月8日(金)
天候:晴れ時々曇り
水温:12.6℃

 国内のほとんどの渓流が9月30日をもって禁漁に入るなか、私の住む神奈川県は10月14日までは渓流釣りをすることのできる場所でもある。 禁漁まであと1週間となった10月8日私のホームグランドでもある酒匂川水系のK川上流部に居付きの『スーパー・ヤマメ』を求めて入渓することとした。
 今から遡ること丁度ひと月前の9月8日台風9号の直撃により、県西部の山北町周辺は1時間に110ミリという信じがたい集中豪雨に見舞われ渓流釣りのメッカとして名高い西丹沢の世附川(よずくがわ)は豪雨による濁流に飲まれ壊滅状態にまで追い込まれてしまった。
 災害からひと月が経過したがいまだ酒匂川の水質は茶色く濁りとても釣りを出来る状況ではなかったが一部支流部は集中豪雨を間逃れた場所もあり私の訪れたK川上流部は通常の水質と変わらぬ澄み切った透明感ある水をたたえていた。
 
 水温は12.6℃
午前9時21分上流部第二堰堤上より入渓する。
 10時半を回ったころ一尾目のヤマメ(23センチ)をカバチップミノー45ミリ アカキンでゲット。すぐにリリースし上流へと釣り上がる。
11時を過ぎたころだろうか。深い淵が連続する↑上記写真の場所にたどり着く。セットルアーをストリームスイマー50ミリ(イワナカラー)に替え、水深のある淵のなかへとキャスティングし約2秒カウントダウンしたところで軽くトゥイッチを入れながらリトリーブを開始。3度ほどトゥイッチを行なった時、いきなりドン!という強いアタリがロッドに伝わりグイグイとラインを引いて行く。「これはデカイ!」と一瞬で魚の大きさが解るような強い引きだった。しばらく魚とのやりとりが続き、浅瀬へと引き込むことに成功した。魚が手元へと近づいてくるとそれが巨大なヤマメだと理解できた。35cmを超えるヤマメをスーパーヤマメと呼ぶそうだが、このヤマメはこれをはるかに上回るまさに『スーパー・ヤマメ』そのものだった。 ランディングネットからはみ出した5センチ以上もある大型の尾ビレと『居付きヤマメ』を象徴するパーマークに圧倒される思いだった。
 何枚か写真撮影を行なったあと静かにリリースすると、『スーパー・ヤマメ』はゆっくりと元の深場へと泳いでいった。
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【タックルデータ】

ロッド:TENRYU Cierry CR56UL-6i
リール:ABU Cardinal 33
ライン:VARIVAS Super Trout 4Lb
ルアー:ストリーム・スイマー・
50mmイワナカラー&カバチップミノー45ミリアカキン


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→  静岡県伊豆狩野川
       『本流・アマゴ』釣行

 
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