静岡県伊豆狩野川本流『アマゴ』釣行

日時:2010年4月1日(木)
天候:小雨一時曇りのち雨

 伊豆の狩野川中流部に本流のアマゴを求めておとずれてみた。
 本日最初に釣りを開始したのは大仁橋付近。
←写真の橋脚(大仁橋)を中心とした場所が有名なポイントで、土日になると多くの釣り人で賑わうため魚に与えるプレッシャーも高いと聞く。
 身支度をして川面へと降りていくと、すでにフライフィッシャーマンが一人左橋脚下ポイントでロッドを振っている。邪魔をしてはいけないのでかなり距離を置き、右橋脚側で最初の一投目となる。ルアーは幅広く探るためサーチ用ルアーとして「ストリーム・スイマー」70mmアユカラーを選択した。ヘビーシンキングの「ストリーム・スイマー」だけあって、対岸の川岸までぶっ飛んで行く。ゆっくりとリトリーブして時折、トゥイッチを入れ、手元付近までくると、なんと大きいアマゴが「ストリーム・スイマー」にチェイスしてきた。「これはイケル」と思い、10投ほどキャスティングを繰り返すがルアー近くまで追ってはくるが、途中でルアーを見切られてしまうようだ。
 話には聞いていたが、たしかにここのアマゴは手ごわいようだ。それならと考え、なんと本流で「KabaTip」ミノー55ミリを使ってみることにした。カラーは〔カラフト〕。 渓流用ミノーとはいえ、サイズは55mmと少々大きいので多少はアピール力があるかもしれない。「KabaTip」を投げてわずか2投目。本流の中ほどに着水したルアーを確認しリトリーブを開始するとほどなく、ガツンというアタリ。魚が上流側へと逃げようとするのがロッドに伝わってくる。かなりの引きだ。テンションをかけながら川岸へとランディングすると魚体が見えてくる。「おおっデカイ!」さすがに本流のアマゴ。しかも銀毛したスモルトだ。関西方面ではこのアマゴを『シラメ』と呼んでいる。体側にわずかに橙紋が見える程度で、パーマークはほとんど無い。岸の水溜りへと引き込む。体高があり、綺麗な方錐形の魚体は本流育ちを物語っている。
←写真拡大
 次に狩野川ポイントとして一番有名な修善寺橋(↑上の写真)に向かう。ここの橋下には2つの河川が合流し、おおきなプールを作っている。この場所はいろいろな釣り雑誌でも紹介されているため、ここにいる「アマゴ」は特にスレきっている。ある雑誌には「ここでは魚影を確認できるがまず釣れない」とまで書かれていたことを思い出した。ならばここでさらに「KabaTip」を試してみようと思い修善寺橋ポイントに到着した。
 「カラフト」で何度かキャスティングし、セットルアーを「KabaTip」アカキンに交換して5投目。いきなりのフィッシュ。難なくランディング。
 2尾目の「アマゴ」もやはりスモルト。背側にわずかに橙紋。こちらの魚はどうやらメスのようだ。
 だが、釣った場所が嬉しい。修善寺橋下だ。 とにかくこの場所で釣ったことが今日の一番の収獲かもしれない。
このあと、狩野川中上流部へ移動するが、魚影がまったく見えず。PM3:30過ぎになると雨がかなり強くなり釣りにならないためここで納竿。

途中出合った地元のルアーマンに話を聞くと、本流の「アマゴ」は簡単には釣れないとのことなのでここでの2本は上出来ではないかと思います。
 
【タックルデータ】

ロッド:UFM SSS-68Si
リール:ShimanoステラS2500
ライン:VARIVAS Super Trout 5Lb
ルアー:KabaTipミノー55ミリ(カラフト&アカキン) & ストリーム・スイマー70mm(アユカラー)

 
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